工房集×FRAPBOIS
2024.05.10
「工房集」は、埼玉県川口市にある障害施設であり、
社会福祉法人みぬま福祉会の
メンバーの表現活動を社会につなげるプロジェクトです。
障害のある人の表現活動の拠点として絵画、織り、刺繍など
様々な表現の可能性と発信を行っている。
「そこを利用する仲間だけの施設としてではなく、
新しい社会歴史的価値観を創るためにいろんな人が集まっていこう、
そんな外に開かれた場所にしていこう」
表現活動を通じて、障害の有無に関係なく、人と人を豊かにつないでいます。
フラボアでは「工房集」の作品を洋服に取り入れた
オリジナリティー溢れるアイテムを発信することで、
より多くの人々に作品の持つメッセージ性や
独創的なアートの魅力を伝えていきたいと思っています。
「山﨑利之」さんの作品「ゾウとキリン」。
山﨑さんの作風は、小さな紙に動物のモチーフを描き、丁寧に切り取り、同じ色同士を貼り付けていった、繊細さとカラフルな色使いが特徴の作品。そんな作品を、細かな凹凸が表面に入ったワッフル風の素材にプリントを入れ、涼しげでサラッとした肌触りに仕上げました。
Aラインのリラックスシルエットのワンピースは、パッチワーク風に大胆に切り替えを入れ、部分的に別布でティアード風に重ね、立体感を出し動きを出しています。ウエストにゴムが入り絞ることでギャザーが寄りアクセントを作っています。
凹凸が表面に入ったワッフル風の素材はサラッとした肌触りに、組み合わせたカットソーはキレイな表面感が特徴の綿天竺素材を使いパッチワーク風に仕上げました。ゆったりとしながらもスッキリとしたリラックスシルエットのTシャツは、パッチワークのように切り替えて複雑な深みを出しています。
右脇にあるゴムロープを絞ることで非対称のアレンジが出来ます。
細かな凹凸が表面に入った、涼しげでサラッとした肌触りのワッフル風の素材に、ドット柄をエアリーな生地をドッキングしてアクセントを付けています。
程よいゆとりを持たせたブラウスはキメ過ぎない点が◎。部分的に切り替えを入れそこに別布を組み合わせることで複雑な深みを出しています。
部分的にはみ出した部分を作りアクセントを演出。
ウエストにギャザーを入れ膨らみを出したAラインのシルエットスカート。
部分的にパッチワークのような切り替えを入れ複雑なシルエットに仕上げています。
切り替え部分にあるゴムを絞ることでシルエットにドレープ感が出て様ざまなシルエットも楽しめます。